ガスインジェクション成形は、GAS ASSISTED INJECTION MOLDINGのことで、樹脂成形時に高圧の窒素ガスを注入し、内部から成形品を保圧する技術で、従来の成形の欠点であったヒケ・ソリ・バリ等の発生を大幅に抑えることが可能です。 弊社は、ガス注入ユニットを保有しており、お客様のご要望に素早く対応することが可能です

プラスチックの成形時には比較的高い温度をかけますので、この高温で黄変が促進されることになります。 特にPC、PMMA、ナイロンは比較的容易に黄変してしまうことで 知られている材料です。これらの対応として、加熱筒温度設定は必要以上にあげない、加熱筒内での滞留を避ける、材料パージする、加熱筒内真空装置、窒素ガス発生装置などを使う、真空乾燥機を使う等が有効とされます。弊社では、樹脂の溶融が開始する場所から酸素を取り除く、即ち窒素で置換する方法を採用するために、窒素ガス発生装置を導入して、この問題に対応しております。窒素ガス置換により、スクリューやシリンダ上の炭化物の発生を抑えることができます。